王道商業銀行（オーバンク）は22日、中国光大銀行と合弁で、中国に消費者金融会社「光大消費金融公司」を設立することを董事会で決議した。中国の監督当局に近く申請を行い、早ければ来年上半期にも開業の見込みだ。23日付経済日報が伝えた。
双方が設立する「光大消費金融公司」は資本金10億人民元（約160億円）で、王道銀は20％を出資する。
台湾銀行業界で中国に消費者金融会社を設立するのは、中国信託商業銀行（ＣＴＢＣバンク、中信銀）、凱基商業銀行に続き３行目となる。
王道銀の張政権・執行副総経理は「当行はデジタル金融の発展に努力している。提携先の光大銀もデジタル金融を目指しており、経験を吸収できると考えた」と説明した。
