液晶パネル大手、群創光電（イノラックス）は23日、16.1インチのゲーミング（ゲーム用）ノートパソコン用パネルを発表した。応答速度は３ms（１msは1,000分の１秒）で世界最速をうたう。既に大手ブランドに採用されており、第４四半期に量産を開始する予定だ。24日付経済日報が報じた。
16.1インチと、従来のノートＰＣサイズ15.6インチよりも大型化し、視覚効果を高める（イノラックスリリースより）
イノラックスＡＩＩ（車載用、航空・宇宙、ＩＴ、特殊分野）製品向け事業群の郭正夏総経理は、同パネルを搭載したスリムベゼルのディスプレイで放熱性を高め、ＧＰＵ（グラフィックスプロセッサー）の性能と電池の駆動時間を向上させることができると説明した。
イノラックスは同パネルを来週29～31日に台北南港展覧館で開催されるスマートディスプレイとタッチパネルの展示会「タッチ台湾2018」で展示する予定だ。
