宏碁（エイサー）は23日、同社製品の販売に関し、大手スポーツ用品チェーン、摩曼頓（モメンタム）と提携すると発表した。24日付経済日報が報じた。
モメンタムはまず、新北市板橋区の府中旗艦店内にｅスポーツ（コンピューターゲーム競技）コーナーを設置し、ゲーミング（ゲーム用）パソコンやウエアラブル（装着型）端末を含むエイサーの３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品を販売する。その後、台中市北区の太平二店にも同様のコーナーを開設する計画だ。
エイサーの侯知遠アジア太平洋営運総部兼台湾区総経理は、現在ジャカルタで開催中のアジア大会で初めてｅスポーツが競技として採用された他、将来的には五輪種目となる可能性も浮上しており、３Ｃ製品とスポーツはますます近づきつつあると指摘。今後、エイサーはスポーツ用品メーカーのようにゲーミングＰＣやマウス、キーボードといった周辺設備を提供していくことになると語った。
