台湾賓士（メルセデス・ベンツ台湾）は28日、フルモデルチェンジしたＡクラスの新型車を発表した。価格は153万台湾元（約550万円）から。年末に納車を開始する予定だ。ベンツ台湾は来年、新車販売台数で過去最高の３万台を目指す。29日付自由時報などが報じた。
Ａクラスの新型車は、スマート運転補助システム「インテリジェント・ドライブ」を搭載している（メルセデス・ベンツフェイスブックより）
ベンツ台湾の昨年の新車販売台数は２万8,000台で過去最高を記録した。今年１～７月は１万7,869台と前年同期比8.4%増加し、高級車市場に占めるシェアは36.9%に達した。自動車市場に占めるシェアは6.7%で５位につけた。
ベンツ台湾の主管は、欧州で新たな燃費試験「乗用車などの国際調和排出ガス・燃費試験法（ＷＬＴＰ）」が適用されることを受け、新車の発売時期が第４四半期にずれ込む見通しで、今年の販売台数は恐らく３万台に届かないと述べた。
