ニュース 農林水産 作成日:2018年8月29日_記事番号:T00078975
行政院農業委員会(農委会)の29日午前11時時点の集計によると、23日以降に熱帯低気圧がもたらした豪雨で、農水畜産業の被害が7億4,200万台湾元(約27億円)に上った。業界関係者は、野菜や果物、食肉、水産物などの値上げに懸念を示した。29日付工商時報が報じた。
畜産業者は、消毒や清掃で、家畜の被害拡大防止に努めている(中央社)
産業別の被害は、漁業が3億4,568万元で最大、次いで畜産が1億9,775万元、農業が1億4,951万元だった。
畜産業のうち、鶏が156万羽、豚が1万頭以上死に、被害額はそれぞれ1億2,413万元、3,813万元に上った。畜産業者は、焼き肉を食べる習慣がある中秋節(旧暦8月15日、2018年は9月24日)を控え、鶏肉や豚肉価格が上昇する恐れがあると指摘した。
県市別の被害は、嘉義県が4億4,769万元と最多で、全体の64%を占めた。その他、▽台南市、1億5,456万元(22%)▽雲林県、4,514万元(6%)▽高雄市、4,319万元(6%)▽屏東県、715万元(1%)──だった。
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