ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年8月30日_記事番号:T00078994
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は29日、9月の台湾域内向けオファー価格を、300系の熱延ステンレス製品で1トン当たり約8万3,300台湾元(約30万3,000円)へと、1,000元引き下げた。同系の冷延価格は1,000元、400系は500元引き下げた。同社は、米国や欧州連合(EU)が鉄鋼製品の関税率を引き上げたことで、川下のステンレス加工メーカーの輸出が困難に陥っており、受注しやすいよう、適度に価格を引き下げたと説明した。30日付工商時報が報じた。
輸出価格は1トン当たり30~50米ドル引き下げた。一方、316系のステンレス合金製品の台湾域内向けオファー価格は、1,500元引き上げた。
業界関係者によると、ステンレス原料のニッケルは8月平均国際価格が1トン当たり1万3,459米ドルと、前月比2.4%下落した。
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