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8月バイク新車販売、32%減【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年9月5日_記事番号:T00079096

8月バイク新車販売、32%減【表】

 8月のバイク新車登録台数は7万2,046台で前月比10%減、前年同月比32.1%減だった。前年割れは7カ月連続、今年最大の減少幅だった。業界関係者は、バイク販売の主要市場である中南部で3週間にわたる豪雨があったことに加え、大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月11日~9月9日)に入ったこと、昨年同月は政府の買い替え補助とキャンペーンで低価格バイクがよく売れたことを理由に挙げた。5日付工商時報が報じた。

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 首位の光陽工業(KYMCO、キムコ)は2万6,508台で前年同月比36.8%減少したが、市場シェアは36.8%と前月比1.9ポイント上昇した。新モデル「Nice100」(排気量100cc)の販売好調が主因で、同社の100ccバイク市場シェアは43.8%と、前月比7.4ポイント上昇した。

 2位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)は1万7,070台で前年同月比39.9%減、市場シェアは23.7%で前月比3.2ポイント下落した。3位の三陽工業(SYM)は1万6,000台で前年同月比22%減少したが、市場シェアは22.2%と前月比1.4ポイント上昇し、ヤマハ台湾に迫った。SYMは8月に発売した「Vega125」がよく売れた。

 電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は5,801台と前年同月比22%増加し、市場シェアは8.1%と前月比0.2ポイント上昇した。

 電動バイクの8月新車登録台数は6,880台と前月比4%減少した。

 業界関係者は、通年のバイク新車登録台数は80万台と、昨年の100万5,000台を下回ると予測した。昨年は、低価格バイクがよく売れ、過去22年で最高だった。