小規模スーパーマーケット、美廉社（シンプルマート）を展開する三商投資控股（マーキュリーズ＆アソシエイツ・ホールディング）傘下の三商家購（シンプルマート・リテール）が、2,000万台湾元（約7,300万円）を投じて姉妹ブランドの「美廉城超（シンプルシティーマート）」を立ち上げ、６月に台北都市交通システム（ＭＲＴ）忠孝新生駅に１号店を、８月末に内湖科技園区（内科）に２号店を出店した。５日付工商時報などが報じた。
内湖店は面積70坪で、小売りスペースと飲食スペースの割合が50%ずつ。飲食スペースは40席で、ビジネスパーソンをターゲットに作りたてのサンドイッチや弁当などを提供する。小売りスペースでは飲料、パン、おやつなど1,200種類の商品を販売。このうち２割は三商家購の輸入商品や自社ブランド商品だ。
シンプルシティーマートは紙の使用量を削減するため、電子棚札（ＥＳＬ）を導入。また、アプリで飲食品の注文を受け付け、モバイル決済にも対応する。来年末までに20店、５年以内に200店までに店舗網を拡大する予定だ。
