米連邦上院外交委員会アジア太平洋小委員会のコーリー・ガードナー委員長（共和党）ら議員４人はこのほど、台湾の国際的地位強化のため、諸外国が台湾に不利になる行動を取ることを防ぐ「台湾同盟国際保護強化イニシアチブ法」案を共同で提出した。７日付中国時報が伝えた。
同法案は英文名の「Taiwan Allies International Protection and Enhancement Initiative Act」の頭文字を取り、「台北（TAIPEI）法案」と呼ばれる。
台北法案は台湾が外交的に承認されることや、諸外国との非公式関係を強化することを支持するため、米国が戦略を講じることを求め、台湾に対し不利な行動を取った国に対し、国務省に外交関係格下げ、軍事面を含む援助中止などの権限を与える内容だ。
ガードナー委員長は「米国はさまざまな方法で台湾の国際舞台での地位を支持していく」と説明した。
