電動バイク最大手、睿能創意（Gogoro台湾）は現在、バッテリー交換ステーションの拡充に注力しており、台北市では設置数は83カ所に達し、既にガソリンスタンド（ＧＳ）の75カ所を上回っている。14日付工商時報が報じた。
Gogoroのバッテリー交換ステーションは現在、台湾全土に750カ所に達しており、６直轄市では「１キロメートルに１カ所のステーション」を実現している。今年末までに全土で設置数1,000カ所突破を目指す。
潘璟倫Gogoro営運副総経理は、台北市と新北市のステーション設置数は200カ所余りで、月間平均バッテリー交換回数は延べ28万回近く、使用率が全土で最も高いと指摘。Gogoroのユーザー増加に合わせ、特に新北市でのステーション設置を加速させるとの考えを示した。
同社は13日、新北市の市有地20カ所への交換ステーション設置を競争入札で落札したと発表。来年第１四半期に設置を完了する予定だ。
