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作成日：2008年6月5日_記事番号：T00007929
郭台銘氏、台北県の温室ガス削減を支援
鴻海精密工業の郭台銘董事長はこのほど、周錫瑋台北県長を訪ね、台北県で温室効果ガスの排出量を削減するための施策実施を支援していく意向を伝えた。５日付聯合報が伝えた。
郭董事長は馬英九総統の就任パーティーで周県長から環境保護に関する取り組みについて話を聞き賛同を覚えたため、後日台湾大教授４人を帯同して周県長を訪ね、鴻海精密工業が出資する形での支援を申し入れた。
鴻海精密工業は台北県の公有地や民間から借り上げた休耕地に5,000万本以上の植樹を行い、年間60万トンの二酸化炭素排出削減を目指す。このほか、台北県を二酸化炭素排出削減のモデル地区とすることや関連の展示会開催なども計画に含まれている。郭董事長は事業資金として台湾大に1,500億台湾元（約5,194億円）を寄付する意向を示している。
