火鍋レストラン「肉多多火鍋」は、10月に台中、台南、高雄に直営店３店舗をオープンさせ、年内に50店まで増やすと表明した。現在、32店を展開する。また台湾だけでなく、フランチャイズ（ＦＣ）加盟権のライセンス供与方式による中国、東南アジア、日本、米国など海外進出も計画する。20日付工商時報が報じた。
肉多多グループは、鉄板焼きの「明水然無菜単鉄板焼」、ステーキの「超越炭烤牛排」、しゃぶしゃぶの「超越活魚活蟹涮涮屋」といったチェーンレストランを展開している。「肉多多火鍋」は2016年12月創設の後発ブランドだが、火鍋店経営の経験者を採用したり、業績が思わしくない火鍋店の店舗を取得して店舗網を急拡大しており、今年９店舗を追加した。
今後の店舗展開加速に向け、店長および店長候補者で年収120万台湾元（約440万円）と、業界水準を上回る条件を提示し、人材の獲得にも努めている。同チェーンは19日、業績好調を受けて秋のボーナスとして最高で月給３カ月分を支給すると発表した。
