経済部統計処が25日発表した、小売業、飲食業、卸売業の８月売上高はいずれも同月の過去最高を記録した。スマートフォン新製品の在庫積み増し、夏季の旅行シーズンが主因だ。１～８月売上高も同期の過去最高だった。26日付経済日報が報じた。
小売業の８月売上高は前月比1.9%減、前年同月比0.6%増の3,446億台湾元（約１兆2,700億円）だった。大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦７月「鬼月」（今年は８月11日～９月９日）を迎えたことで自動車・バイク販売が大幅に減少した他、集中豪雨でコンビニエンスストアが打撃を受けた。ただ、スーパーマーケット、量販店は中元節（旧暦７月15日、今年は８月25日）向け贈答品販売で成長した。小売業の１～８月売上高は２兆7,917億元で、前年同期比４%増だった。
飲食業の８月売上高は411億元で、前月比2.8%増、前年同月比5.2%増。１～８月売上高は3,167億元で、前年同期比4.6%増だった。
卸売業の８月売上高は9,184億元で、前月比3.4%増、前年同月比４%増。１～８月売上高は６兆8,031億元で、前年同期比4.5%増だった。
