米フェイスブック（ＦＢ）は27日、台湾企業の世界進出を支援するプロジェクト「メード・バイ・タイワン」への投資を拡大すると表明した。2020年までに▽台湾のビジネスリーダー1,500人と米シリコンバレーの企業家との交流を促進する▽台湾の中小企業１万5,000社がフェイスブックをプラットフォームとして、世界でブランドと事業を展開できるように支援する▽フェイスブックのデジタルマーケティングツールを活用できる人材を５万人以上育成する──計画だ。28日付経済日報が報じた。
フェイスブックによるプロジェクト発表会には蔡英文総統（中）、沈栄津経済部長（左２）も参加して、同社との連携を重視する姿勢を示した（27日＝中央社）
フェイスブックのダン・ニアリー・アジア太平洋地域担当副社長は、同社にとって台湾はアジア太平洋地域における重要な市場と説明。「メード・バイ・タイワン」への投資拡大によって台湾のデジタル競争力強化を支援したいと表明した。
フェイスブックは昨年10月に「メード・バイ・タイワン」を始動していた。
