台中大遠百（トップシティー）が27日、今年の周年慶（創業祭）セールをスタートした。初日売上高はＶＩＰ客の事前予約販売分も合わせて10億台湾元（約37億円）と前年比で７％増加、期間目標の28億元の35％に達した。28日付工商時報が報じた。
トップシティーは今年、ファッション誌の『マリ・クレール』、ライブ動画配信の浪ｌｉｖｅとの提携で、ライブ動画の人気女性やファッション関連のユーチューバーと一緒にショッピングする企画を打ち出した。タイムセールや、口紅、秋冬コスメが当たるイベントと合わせて新規来店客の２割増を目指す。
台湾百貨店業界で売上高首位で、トップシティーに隣接する新光三越百貨台中中港店は、10月４日より周年慶セールに入る。期間中の目標売上高は前年比2.35％増の36億5,400万元。化粧品は2,000元購入で電子商品券200元、他の商品は5,000元購入で電子商品券500元をプレゼントする他、会員アプリで最大65％の割引を行う。また、同店のみの独自商品を３割増やすなどして客を呼び込む。
