ニュース その他分野 作成日:2018年9月28日_記事番号:T00079528
国家発展委員会(国発会)が27日発表した8月の景気概況によると、8月の景気対策信号総合判断指数は24ポイントと前月より2ポイント下落したものの、景気対策信号は2カ月連続で「緑(安定)」を維持した。ただ、先行指数である領先指標は101.39ポイントで前月比0.09ポイント下落、一致指数である同時指標は99.82ポイントで0.26ポイント下落しており、景気回復の力強さが欠ける状況がうかがえた。28日付経済日報が報じた。
なお領先指標は今年3月から6月にかけて上昇が続いたが7月に下落に転じた。また同時指標は9カ月連続の下落だ。国発会経済発展処の呉明蕙処長は、領先・同時指標の下落幅は小さく、景気信号は安定を維持している上、消費者信頼感、企業信頼感とも引き続き向上しており、景気反転の兆しはないが、回復力は弱いと指摘した。
今後の見通しについて国発会は、米国、中国、日本の製造業購買担当者景気指数(PMI)は「景気拡大」が続いているほか、コンシューマーエレクトロニクス新製品の相次ぐ発売が台湾の輸出を支えると予測。慎重ながらも楽観できる状況が続くとの見方を示した。
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