ニュース 電子 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079585
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)は、米国が9月にオールインワン(モニター一体型、AIO)パソコンと一部のモニターの関税を引き上げると発表したことを受け、IT(情報技術)用パネルの駆け込み需要が高まり、9月価格が平均0.1~0.2米ドル上昇したと分析した。テレビ用パネルの供給過剰で、IT用パネルは強い需要が11月中旬まで続くものの、10月価格は横ばい、11月は下落する可能性があると予測した。2日付工商時報が報じた。
シグマインテルによると、21.5インチのフルハイビジョン(フルHD)モニター用パネルの9月価格は横ばい、23.8インチは小幅上昇した。ノートPC用パネルの9月価格も小幅上昇した。
テレビ用パネルは第4四半期に需要が減少する一方、中国の▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)▽恵科(HKC)▽中電熊猫信息産業集団(CECパンダ)──が生産能力を拡大するため、供給過剰が進む見通しだ。シグマインテルは、テレビ用パネルは10月に値上がり基調が止まり、11~12月に価格が下落する可能性があると予想した。
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