ニュース その他製造 作成日:2018年10月2日_記事番号:T00079593
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.9で、前月比2.1ポイント下落した。「景気拡大」を示す50以上を維持したものの、指数は2017年2月以来の最低となった。また、9月の非製造業総合指数(NMI)は50.8で前月比1.8ポイント下落した。2日付工商時報が報じた。
中経院の王健全代理院長は9月の指数下落について、主に米中貿易摩擦激化が原因で、化学、原材料、機械部品などの業界が、先行きを慎重視しているためと指摘。米中貿易摩擦の緩和がない限り、指数は上昇しないとの見通しを示した。
なお9月のPMIを構成する主要5項目は、サプライヤー納期が54.8で前月比0.1ポイント上昇した以外は、▽新規受注、55.2(前月比1.1ポイント下落)▽生産高、54.9(3.8ポイント下落)▽雇用、52.6(2.1ポイント下落)▽原材料在庫、52.1(3.3ポイント下落)──と下落した。
業種別では、▽電子・光学、55.7▽基礎原材料、52.5▽交通設備、50.4▽電力・機械設備、50.2──が「景気拡大」、化学・バイオ医療、49.3▽食品・紡織、47.7──が「景気後退」となった。
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