九昱建設が建設し、大手ホテルチェーンのヒルトンが運営を行う「台北中山逸林酒店（ダブルツリー・バイ・ヒルトン台北中山）」が12月に開業する見通しとなった。ヒルトンの「ダブルツリー」ブランドのホテルは台湾初進出となる。中山区内では国際ホテルブランド間の競争が激化しそうだ。３日付工商時報が伝えた。
同ホテルは中山北路一段と通称「七条通」（中山北路一段121巷）の角に位置し、日本人向けの飲食店が集中する林森北路に近いことから、主に日本人客の利用を見込む。地上13階、地下３階建てで、客室数は106室。
ダブルツリーはヒルトン系列の高級ホテルブランドの一つで、これまでに40カ国・地域に535カ所、12万3,000室を展開している。
