ニュース 電子 作成日:2018年10月8日_記事番号:T00079691
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は極端紫外線(EUV)リソグラフィー技術を導入した7ナノメートル製造プロセス強化版(7ナノプラス)が来年第2四半期に、5ナノ製造プロセスが2020年上半期に量産に入る見通しだ。設備業者は、TSMCは先進パッケージング(封止)技術も強化しており、最大のライバルであるサムスン電子をリードし続けるとして、アップルの次世代プロセッサー「A13」、次々世代の「A14」も独占受注すると予想した。8日付工商時報が報じた。
TSMCの7ナノ製造プロセス強化版は、第3四半期初めに最初の顧客の製品をテープアウト(設計完了)させた。最大4層のEUVフォトマスクをサポートする。年内に多くの顧客の製品をテープアウトできる見込みで、来年第2四半期に業界で初めてのEUV導入プロセスによる量産を開始する予定だ。
TSMCの5ナノ製造プロセスは開発進度が予定より順調で、来年4月にリスク生産を行う見通しだ。14層のEUVフォトマスクのサポートが見込まれる。
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