鴻海科技集団（フォックスコン）が13日、米国ウィスコンシン州での８Ｋ液晶パネル工場建設を含む米国投資プロジェクト「フライング・イーグル計画」で、長期目標１万3,000人の人材採用を開始する。第１弾の採用は約1,000人。関係者によると、知的労働者が90％、生産ライン作業員は10％という。８日付経済日報が報じた。
鴻海によると、ウィスコンシン州ではハードウエア、ソフトウエア、財務、会計、法務、マーケットリサーチ、営業関連など数百にわたる分野で人材を募集する。ラシーン郡マウントプレザントで13日午前７時～午後７時に大規模な説明会を開催する。今後半月で５回の採用イベントを実施する予定だ。
同日付工商時報が中国のＩＴ（情報技術）関連メディア「ＩＴ之家」の報道を基に伝えたところによると、鴻海は米国での採用活動において中国語ができる者を優先的に採用する方針とされる。
鴻海は先ごろ、８Ｋ液晶パネル工場の従業員に対する報酬について年間５万4,000米ドルを保証したという。米国における平均月収の約3,500米ドルを大きく上回る。
