ニュース 電子 作成日:2018年10月9日_記事番号:T00079718
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した第3四半期連結売上高は前期比8%増、前年同期比7.3%減の810億4,000万台湾元(約2,960億円)となり、市場見通しを上回った。大型パネル価格が上昇した上、出荷枚数も2,979万枚と前期比6.5%増、前年同期比2.4%増となったためだ。中小型パネル出荷枚数は4,256万枚で前期比6.1%減、前年同期比9.1%減だった。9日付工商時報が報じた。
AUOの9月連結売上高は274億4,000万元で、前月比1.3%減、前年同月比5.6%減だった。大型パネル出荷枚数は996万枚で前月比0.8%減、中小型パネルは1,307万枚で6.3%減だった。
群創光電(イノラックス)の9月連結売上高は243億7,700万元で前月から横ばい、前年同月比9.5%減だった。第3四半期売上高は739億700万元で前年同期比7%減。9月の大型パネル出荷枚数は1,103万枚で前月比0.2%減。中小型パネルは2,236万枚で9.9%減だった。第3四半期では、大型パネルが3,312万枚で前期比3.5%増。中小型パネルは7,460万枚で9.3%増加した。
中華映管とハンスター、2桁減収
中小型パネルメーカー、中華映管(CPT)の9月連結売上高は19億2,200万元で、前月比14.5%減、前年同月比41.6%減だった。大型パネル出荷枚数は19万2,000枚で前月の2.65倍に増加、中小型パネルは3,045万枚で78%増だった。出荷枚数は大幅増となったものの、中小型パネルの価格下落によって減収となった。第3四半期連結売上高は64億1,500万元で、前期比7.68%減、前年同期比31.04%減だった。
瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)の9月連結売上高は11億5,300万元で、前月比13.1%減、前年同月比45.9%減だった。大型モニター用パネルと自社ブランド製品向けの出荷枚数は17万6,000枚で前月比19.2%増、中小型パネル出荷枚数は3,443万枚で3.2%減だった。第3四半期連結売上高は41億200万元で、前期比20.07%減、前年同期比38.39%減だった。
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