和泰汽車傘下のレンタカー最大手、和運租車は８日、24時間営業の無人レンタカーサービス「iRent」のレンタカーを、台北市の路上駐車スペースで貸し出し、返却できるサービスを開始した。９日付自由時報が報じた。
和運租車は、台中市と台南市の路上駐車スペースで同サービスの試験運用を行ったところ、台南市での貸し出し率が台湾全土で最高になったと説明。両市での１回当たりの貸し出し時間は平均３時間半だという。現在、台北市の路上駐車スペースに100台、台中市に60台、台南市に35台の車両を設けている。
和運租車は、iRentの貸し出し拠点はコンビニエンスストア、量販店、ガソリンスタンド（ＧＳ）など台湾全土450カ所、車両台数は1,000台に達したと説明。１台当たり毎月平均15回貸し出されており、会員数は10万人で昨年から倍増したという。
