ニュース 電子 作成日:2018年10月17日_記事番号:T00079851
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は16日、保有していた太陽電池台湾最大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)の株式3,179万9,000株を売却したと発表した。売却額は3億1,000万台湾元(約11億3,000万円)。売却損は6億8,900万元。出資比率は0.43%まで低下した。17日付工商時報などが報じた。
TSMCは2009年にモテックの増資を引き受け、株式約20%を取得した。しかし、太陽電池市況の悪化を受けてモテックは赤字が4年続くなどして、TSMCは太陽電池分野への関心を失っていった。同社は今年8月末にもモテック株2,410万株の売却を発表し、出資比率が6.31%まで低下していた。
モテックは今年の上半期連結売上高93億2,900万元で、粗利益率はマイナス13.4%、営業損失は20億7,100万元、純損失は31億4,400万元に上った。第3四半期連結売上高は25億1,200万元で前期比40%以上減少しており、引き続き赤字を免れられない見通しだ。
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