ニュース
その他製造
作成日：2008年6月9日_記事番号：T00007992
エレベーターの永大、天津工場設置へ
エレベーター最大手の永大機電工業が、中国・天津工場の設置を決定した。投資額は7,500万人民元（約11億4,000万円）で早ければ来年第１四半期の量産開始を見込む。７日付経済日報が報じた。
天津工場の生産能力は年間2,000～3,000台で、既存の上海工場から華北への製品輸出コスト低減が設置の目的だ。今後は中国西部の市場にも進出したいとしている。
同社の今年の中国市場での受注目標は9,200台で、出荷目標は7,200台。一方、今年の台湾市場での出荷目標は前年並みの2,100台にとどまる。
昨年の中国での税引前利益は２億7,600万元で、同社の売り上げ全体の３割を占めた。
