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作成日：2008年6月9日_記事番号：T00007999
威宝電信、加入者同士の通話無料に
金仁宝集団傘下の通信会社、威宝電信（ビボテレコム）は、第３世代（３Ｇ）携帯電話市場で大手３社の寡占を打破するため、加入者同士の通話無料化と無料端末を組み合わせたプランを今週中にも発表し、シェア拡大を目指す。９日付経済日報が伝えた。
威宝電信の３Ｇ契約件数は約60万件で、横ばいが続いている。今回の販促戦略は契約件数を100万件に乗せることが目標。威宝電信の３Ｇ規格は大手３社と同じＷ－ＣＤＭＡ方式を採用しており、乗り換えが容易なことから、業界内で大手を巻き込んだ値下げ合戦に発展する可能性がある。
同社の張豊雄総経理は、「新料金プランを検討しているのは事実だが、詳細は固まっていない。ただ、海外の例を見ても、加入者同士の通話を無料化する流れができている」と述べた。
