半導体用シリコンウエハー台湾最大手、環球晶円（グローバルウェーハズ、ＧＷＣ）が30日発表した第３四半期純利益は36億3,100万台湾元（約133億円）で、前期比3.7％増、前年同期の2.19倍に増加し、四半期ベースの過去最高を記録した。31日付工商時報などが報じた。
同期連結売上高は151億6,200万元で、前期比5.5％増、前年同期比26.6％増だった。
ＧＷＣは、顧客からの発注予約が急増し、９月末の時点で前受け金が220億元に達しており、今後も業績は安定的に成長すると指摘した。
第１～３四半期累計の連結売上高は434億4,000万元で、前年同期比28.7％増だった。純利益は99億1,000万元で、前年同期の３倍に増加した。いずれも同期として過去最高だった。
