ニュース 石油・化学 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080225
原油価格の下落、米中貿易戦争の激化により石化市場で模様眺め傾向が高まる中、台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社のうち台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)が10月に第4四半期の業績予測を下方修正したのに続き、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)も5日、第4四半期見通しを引き下げた。6日付工商時報が報じた。
台プラ主要4社が同日発表した10月連結売上高のうち、台塑は前月比8.9%増、前年同月比18.7%増の196億8,600万台湾元(約725億円)だった。米国が中国からの一部輸入品の関税を25%へ引き上げる前に、顧客が駆け込みで発注を増やしていることが成長につながった。
一方、南亜プラは前月比3.8%減、前年同月比5.6%増の275億1,300万元、台化は前月比2.4%減、前年同月比13.9%増の360億7,000万元、台塑化は前月比0.4%減、前年同月比30.2%増の682億6,000万元だった。
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