ニュース その他製造 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080228
中華経済研究院(中経院、CIER)が5日発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.8で、前月比2.1ポイント下落し、2016年5月以来の最低となった。非製造業総合指数(NMI)は49.9で前月比0.9ポイント下落し、17年3月以来で初めて「景気後退」を示す50以下に落ち込んだ。6日付工商時報が報じた。
中経院の王健全代理院長は10月の指数下落について、主に米中貿易戦争の激化と国際原料価格の下落が主因と分析した。台湾は米中と密接な貿易関係を持つため、対立が長引けば台湾メーカーの受注見通しにも影響が出ると予測した。
10月のPMIを構成する主要5項目は、生産高が56.1で前月比1.2ポイント上昇した以外は、▽新規受注、51.2(前月比4ポイント下落)▽サプライヤー納期、51.6(3.2ポイント下落)▽雇用、50.3(2.3ポイント下落)▽原材料在庫、50(2.1ポイント下落)──と下落した。
業種別では、▽食品・紡織、52.4▽電子・光学、51.3──が「景気拡大」、▽化学・バイオ医療、48.4▽基礎原材料、47.9▽交通設備、46.5▽電力・機械設備、45.1──が「景気後退」だった。
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