台中市中区のアウトレットモール、日曜天地（サンシャイン・プラザ・アウトレット）は、大規模改装を実施すると発表した。台中市では12月12日に三井アウトレットパーク（ＭＯＰ）の台湾２店舗目となるＭＯＰ台中港（梧棲区）がグランドオープンする他、麗宝アウトレットモール（后里区）第２期が来年の夏休みシーズン前にオープンする予定で、日曜天地は大規模改装によって競争激化に備える。15日付工商時報が報じた。
日曜天地は既存テナント120店のうち20～30%を入れ替える。飲食店を増やす他、ビジネスパーソン向け衣料・アイテムを強化して来年上半期に新装オープンする。
日曜天地の楊国鼎執行長は、ＭＯＰ台中港と麗宝アウトレットモール第２期のオープンで台中市のアウトレット市場が拡大すると予想。日曜天地を合わせた３店のレジャー・スポーツ関連ブランドの重複は50%以上の見通しで、日曜天地は周辺住民を囲い込めると述べた。
麗宝アウトレットモールは第２期の建設に20億台湾元（約73億5,000万円）を投じる。現在、建設に向けた準備とテナント募集を進めており、店舗数は１、２期合計で260店と中部最大のアウトレットになる見通しだ。
