ノートパソコンメーカー、藍天電脳（クレボ）の簡義龍ノートＰＣ事業群総経理は、インテルのＣＰＵ（中央演算処理装置）供給不足が非常に深刻で、インテルはハイエンド製品の出荷を優先していると明らかにした。ハイエンドのＨシリーズは来年第１四半期、ミドルエンド製品も来年上半期に供給不足が解消に向かう見通しだが、ローエンド製品は来年第４四半期まで入手できない可能性があると予想した。16日付自由時報が報じた。
簡総経理は、同社は規模が大きくインテルの支援を得やすい政府や教育機関の調達案件受注を目指しており、ロシア、ブラジル、バングラデシュなどで新規受注が見込めると説明。また来年はさまざまなノートＰＣ新製品を投入する計画で、出荷台数は今年より15%増加するとの見通しを示した。
