ニュース 電子 作成日:2018年11月19日_記事番号:T00080453
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの予測によると、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルは、スマートフォンのミドル~ハイエンド機種で採用が進み、2019年スマホ用パネル市場シェアが35%、20年シェアが42%と、拡大する見通しだ。19日付工商時報などが報じた。
ウィッツビューの予測によると、今年の世界のAMOLEDパネル生産能力は1,340万平方メートルと前年比48.8%増加する見通しだ。韓国メーカーのAMOLEDパネル市場シェアは今年の82%から、来年は53%と縮小するが、中国メーカーは今年16%から来年39%まで拡大すると予測した。中小型AMOLEDパネル生産能力の21年までの年平均成長率(CAGR)は31.7%と見込む。
スマホのAMOLEDパネル採用が進むことで、LTPS(低温ポリシリコン)パネルはハイエンドのノートパソコンや車載用などスマホ以外の市場開拓が迫られる。
一方、アモルファスシリコン(a-Si)パネルはスマホ市場を奪われ、今年第1~3四半期に価格が月3~4%下落しており、第4四半期も月3%下落する見通しだ。
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