ニュース 電子 作成日:2018年11月20日_記事番号:T00080481
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)の周賢頴董事長の妻と子女が、保有していた同社株式の8割を処分したことが判明した。20日付経済日報が伝えた。
開示資料によれば、周董事長の家族による持ち株は昨年5月から今年10月までの間に315万株から62万4,000株に減少した。株式は少量ずつ長期間かけて売却されたもようだ。周董事長本人の持ち株は334万株で変動がなかった。株式が売却された期間中、GISの株価は昨年後半に過去最高値の379台湾元(約1,380円)を付けて以降、出荷低迷で86元の安値水準まで下落していた。
GISは具体的なコメントは避けた上で、「会社幹部の配偶者による株式売却は個人の財テク行為であり、会社の業績には影響しない。経営は全て正常だ」と説明した。
市場関係者は「株式売却に1年余りをかけたことで、株価への影響は最小限にとどめられたが、小口株主や外部に議論を呼ぶことは避けられない」と述べた。
GISの業績は今年上半期は低調だったが、今年10月はアップル向けの出荷で、売上高が前月比25.4%増、前年同月比1.5%増の181億1,800万元と好調だった。
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