ニュース 電子 作成日:2018年11月26日_記事番号:T00080594
スマートフォンiPhone新機種の販売不振を受け、市場の観測によると、アップルは通信キャリアに対する販売補助金での実質値下げの他、前モデルのiPhoneX(テン)の生産再開や、iPhone8プラスの増産を行うようだ。購買意欲を刺激できれば、台湾のサプライヤーも恩恵を受けそうだ。24日付経済日報が報じた。
証券会社によると、鴻海精密工業は前モデルのiPhoneXの主力サプライヤーで、生産再開となれば、稼働率が上昇する見込みだ。緯創資通(ウィストロン)はiPhone8シリーズを受託生産しており、和碩聯合科技(ペガトロン)は新機種iPhone XRの主力サプライヤーだ。
観測について鴻海、ペガトロンは、特定の顧客についてコメントできないと説明した。ただペガトロンの廖賜政執行長は先日、10~11月の受注は予想通りで、第4四半期はフル稼働となり、通信製品の出荷は前年同期を上回ると見通しを示していた。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、アップルは新機種3モデルを発売後、前モデルのiPhoneX販売を終了するつもりだったが、生産を再開するのは、サムスン電子から一定量の有機EL(OLED)パネルを調達する契約だったものの、有機EL搭載の新機種のiPhone XS、iPhone XS Maxの需要が伸びないためだという。
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