台湾東陶（ＴＯＴＯ）はポルシェ代理店、尚騰汽車の旗艦店「ポルシェセンター新北」（新北市新荘区）に、ウォシュレット（温水洗浄便座）一体形便器「ネオレスト」シリーズの最高級モデル「ネオレストＮＸ」の展示コーナーを開設した。富裕層がターゲットだ。28日付工商時報が報じた。
尚騰汽車の呉睿弘総経理は、ネオレストにはドイツの担当者も感服で、もともと指定されたドイツブランドから変更できたと説明した（台湾東陶フェイスブックより）
台湾東陶は、台湾の高級車市場は急速に拡大しており、各社が豪華なショールームを相次いで設置していると指摘。最高級トイレ設備の需要は数億台湾元（１元＝約3.69円）に上るとみており、さらなる需要取り込みを目指すと表明した。
なお、ポルシェが2020年に生産を開始する同社初の電気自動車（ＥＶ）「タイカン」は、11月半ばに台湾で予約受付を開始したところ、１週間で200台以上の申し込みがあった。台湾での販売価格は400万～800万元になるとみられている。
