義聯集団（Ｅユナイテッド・グループ）は28日、高雄市の大型複合商業施設、義大世界（Ｅ－ＤＡワールド）に210億台湾元（約770億円）の追加投資を計画していることを明らかにした。当初計画分も含めると投資額は300億元を超える。29日付工商時報が伝えた。
追加投資計画はウオーターパーク、レジャーホテル、観光ワイナリー、ロープウエーを建設する内容で、合計面積は27ヘクタール。林義守董事長は「年明けに書類を提出し、地方自治体による支持と認可が得られれば、直ちに計画を始動する」と説明した。
ウオーターパークとレジャーホテルは欧州風の設計となる。ウオーターパークはカナダの専門家に設計を依頼。ホテルには70～80棟のバンガローが設けられる予定だ。
高雄市長に就任する韓国瑜氏は、選挙戦で「貨売得出去、人進得来、高雄発大財（商品が売れ、人がやって来れば、高雄は大もうけできる）」というキャッチコピーを掲げた、同紙は韓氏の観光ビジョンが好感されていると評した。
韓氏は同日、「多くの大企業から接触を受けている」と述べ、中華民国全国商業総会（商総）が200社を引き連れ、高雄への視察を計画していることなどを明らかにした。
