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作成日：2008年6月11日_記事番号：T00008073
15.6型ワイドパネル、奇美電が世界首位に
奇美電子（ＣＭＯ）の郭振隆業務副総経理は、同社が昨年世界で初めて発売したアスペクト比（横縦比）16対９の15.6インチパネルについて、現在も出荷枚数で世界首位をキープしていると語った。11日付経済日報が報じた。
今年販売する横縦比16対９のパネルは、デスクトップ型パソコンのディスプレイ用が▽15.6インチＨＤ▽18.5インチＨＤ▽21.6インチフルハイビジョン（フルＨＤ）▽23.6インチフルＨＤ──。ノート型パソコン（ノートＰＣ）用が▽15.6インチＨＤ▽18.4インチフルＨＤ──となっている。
15.6インチと18.5インチは、バックライトなどの消費電力を50％削減することができる設計で、家庭で２台目のテレビや、新興国向けテレビなどでの利用が期待される。
同社は、きょう11日から13日まで台北市信義区の世界貿易センター１号館で開催される「台湾平面ディスプレイ展（ディスプレイ台湾2008）」にこれらの製品を出展する。
