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中科進出企業、1~10月3割増収【表】


ニュース その他分野 作成日:2018年12月11日_記事番号:T00080893

中科進出企業、1~10月3割増収【表】

 中部科学工業園区(中科)に進出する企業の1~10月売上高は合計5,716億台湾元(約2兆1,000億円)で、前年同期比30.75%増加し、同期の過去最高を更新した。既に昨年通年の5,638億元を上回った。ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の7、10ナノメートル製造プロセス製品の出荷、および▽米マイクロン・テクノロジー▽華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)▽矽品精密工業(SPIL)──など半導体大手の売上高が前年同月比2桁増となったことが貢献した。11日付工商時報が報じた。

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 分野別の売上高は▽半導体、3,980億5,400万元(構成比69.63%)▽液晶パネルなど光電、1,410億5,500万元(構成比24.68%)▽精密機械、243億7,500万元(構成比4.26%)──の順だった。

 今年通年の売上高は7,000億元に達し、過去最高を更新する見込みだ。

 中科管理局の陳銘煌局長は、来年は米中貿易戦争というリスクがあるが、TSMCの7ナノ製品の出荷拡大、マイクロンの工場拡張などが貢献して売上高7,800億~8,000億元が見込めると述べた。