ニュース 石油・化学 作成日:2018年12月14日_記事番号:T00080962
合成樹脂最大手、長興材料工業(エターナル・マテリアルズ)の林兆坤・合成樹脂事業部長は13日、米中貿易戦争により米国の大口顧客からの受注が増えているため、マレーシア工場の来年の売上高は18億台湾元(約66億円)へと今年の約7億元から2.5倍以上に増加するとの見通しを示した。14日付経済日報が報じた。
長興のマレーシア工場は今年3月に稼働した。1カ月目の月産能力は約600トンだったが、現在は2,400トンと4倍に増えており、来年も拡大する見込みだ。
この他、主に電子材料を生産するタイ工場も米中貿易戦争による転注が期待できる。
林部長は、米中貿易戦争によって中国からの輸出が減少し、同社は短期的に多少の影響を受ける見通しだが、中国政府はインフラ建設の拡大などで内需を創出するはずで、長期的には恩恵が期待できるとの見方を示した。
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