ニュース 商業・サービス 作成日:2018年12月21日_記事番号:T00081102
ステーキ店「ミスターオニオン(天葱牛排)」を展開する天葱国際は、台北市大安区に香港式飲茶専門店「点8号」を試験オープンし、中華料理レストラン市場に参入した。来年は1カ月に1店のペースで店舗網を拡大し、来年末には10~12店まで増やしたい考えだ。21日付自由時報が報じた。
斉総経理(左)と盧董事長(右)。点8号は、繁華街や都市交通システム(MRT)駅付近で展開する考えだ(20日=中央社)
天葱国際は今年、上海の香港式飲茶専門店「粤8号」を買収。そのノウハウを台湾に移植し、「点8号」を開設した。天葱国際の斉国興総経理によると、1号店の店舗面積は60坪で、現在の売上高は月350万台湾元(約1,270万円)と想定していた300万元を上回っており、平均客単価も330元で予想以上だという。
天葱国際はかつて「ミスターオニオン」を30店舗展開していたが、競争激化や消費者の選択肢多様化を受けて業績が悪化。2015年第4四半期以降、赤字が続いており、今年第1~第3四半期累計でも約3,405万元の損失を計上した。同社は今年から店舗の整理を進め、姉妹店の「オニオンレディー」を含め14店に縮小。さらに来年3月には花蓮店を閉店し、13店舗態勢とする予定だ。
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