ニュース 政治 作成日:2018年12月21日_記事番号:T00081110
台北市と上海市の都市間交流フォーラムである「台北上海双城論壇」が20日台北市で開かれ、柯文哲台北市長、上海市の周波副市長らが出席した。それに合わせ、双方はスポーツ、映画、交流に関する協力協定を結んだ。
柯台北市長(後中)と周波・上海市副市長(後右)の立ち会いの下、協力協定の締結が行われた(台北市政府リリースより)
今回のフォーラムでは、メーンのセッション以外に分科会に分かれ、公共住宅・都市再開発、文化、ごみの分別、市民サービスホットラインなどさまざまな都市管理方法について、意見交換が行われた。公共住宅・都市再開発の分科会では、台北と上海の共通点として、住宅価格高騰の問題が指摘された。
文化分野の分科会では、台北市と上海市が共同で投資を行いテレビドラマ「両城故事」(仮称)を製作する計画が発表された。両都市を舞台にする中国の建築士と台湾の航空客室乗務員のラブストーリーで、全20回、1回当たりの制作費は100万人民元(約1,615万円)を見込む。クランクインは来年の予定だ。
双方は青少年スポーツ選手の育成交流に向けた覚書、台北市大同区と上海市嘉定区による交流に関する覚書、台北市文化基金会と台北市電影(映画)委員会、上海市ラジオ・テレビ映画製作業界協会による交流覚書を取り交わした。
柯台北市長は閉幕のあいさつで、「両岸(中台)は同文同種で共通の歴史がある。ただ、現時点で政治、生活方式には差が存在する。両岸は対抗ではなく対話を行うべきだ」などと訴えた。
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