ニュース 社会 作成日:2018年12月21日_記事番号:T00081113
毎年大みそかの恒例行事となっている台北101ビルの年越し花火では昨年、ビルの壁面に設置した14万個の発光ダイオード(LED)から成るイルミネーション「T-Pad」を用いた光のショーが好評を受けた。T-Padショーは今年も実施が予定されており、今回はテーマの一部に「夜市(ナイトマーケット)、グルメ」が含まれ、フライドチキンやタピオカミルクティー、小籠包の映像も登場する。
原住民のデザインが台北の夜空を明るく彩りそうだ(20日=中央社)
台北101の運営会社、台北金融大楼(台北フィナンシャル・センター、TFCC)によると、今年のT-Padショーは台湾の自然・地理、経済・産業、社会・文化を表現するコンセプトの下、▽夜市・グルメ▽各種産業▽地理・環境▽医療・技術▽ハイテク・受託生産▽フルーツ王国▽自由・民主▽信仰・パワー▽多様性の受容──の9つのテーマを設定したという。
このほかショーの要素として「外国人が見た台湾」を盛り込む計画で、観光客に人気の高い夜市や台湾グルメのほか、熱気球のように火をともして空に飛ばす新北市平渓区の名物、天灯(ランタン)や原住民の伝統的な図案なども登場する。
なお今年のT-Padショーでは映像に合わせ、「台湾のアカデミー賞」と称される金馬賞の最優秀映画音楽賞を受賞した林強が作曲した歌を、「台湾のグラミー賞」と呼ばれる金曲賞で最優秀原住民語アルバム賞を受賞したパイワン族出身の歌手、阿爆が児童合唱団とともに歌う予定だ。
LEDショーに加え、今年の年越し花火は計1万6,000発が打ち上げられ、時間は360秒と昨年より60秒長くなる。TFCCの張振亜総経理は「絶対にこれまでとは違うものを見せる」と意気込んでいる。まだ大みそかの予定が決まっていなければ、鑑賞に出掛けてみてはいかがだろう。
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