ニュース 電子 作成日:2018年12月22日_記事番号:T00081115
鴻海精密工業が中国・広東省珠海市に、投資額90億米ドルで半導体製造拠点を設けることを計画している。鴻海と、グループで唯一、半導体の生産実績を持つシャープ、珠海市政府と合弁会社を設立する方向だ。経済日報電子版が日本経済新聞の報道を引用して伝えた。
関係者によると、投資額の大部分を珠海市政府が補助金の形で負担する。着工は2020年ごろで、鴻海は業界をリードする台湾積体電路製造(TSMC)やサムスン電子に挑戦する。
同地では8Kテレビやカメラのイメージセンサー用、モノのインターネット(IoT)機器用センサーチップなどを生産する。スマートフォン需要の世界的な減退に伴い、鴻海は珠海での半導体生産によってアップルへの依存を低減する狙いもある。
鴻海は今年8月、珠海市政府との間で、半導体設備やIC設計など半導体分野における戦略協定に調印しており、半導体工場の共同建設が視野にあるとの観測が出ていた。
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