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クレカ長期不使用で無効化、銀行の明文規定相次ぐ


ニュース 金融 作成日:2018年12月22日_記事番号:T00081125

クレカ長期不使用で無効化、銀行の明文規定相次ぐ

 1~2年間使用されていないクレジットカードを無効にすることを規約で明文化する銀行が相次いでいる。22日付蘋果日報が報じた。

 明文化したのは▽元大商業銀行▽台北富邦商業銀行▽台湾新光商業銀行▽永豊商業銀行(バンク・シノパック)▽スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)▽台湾銀行──の7行。シティバンク(花旗銀行)と凱基商業銀行(KGIバンク)も来月明文化する予定だ。

 9行の多くは、長期間使用されていないクレジットカードを無効にすることで紛失や不正利用のリスクを減らせる他、銀行側にとっても管理コスト削減のメリットがあると説明した。

 ある銀行の主管は、クレジットカードの有効期限は通常3~5年で、保有者の多くは使わなくなってからも無効化手続きを行わないため、銀行の管理コストがかさむと指摘した。

 金融監督管理委員会(金管会)の定義では、6カ月以内に利用がないクレジットカードがいわゆる「休眠カード」とされ、今年10月末時点で休眠カードの割合は全体の32.97%に上っている。