ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

CPC労組が董事長信任投票、公営企業で初


ニュース 石油・化学 作成日:2018年12月24日_記事番号:T00081147

CPC労組が董事長信任投票、公営企業で初

 台湾中油(CPC)労働組合の荘爵安理事長は22日、来月7~16日に予定する地域代表選挙で、組合員1万6,000人による戴謙董事長への信任投票を実施すると明らかにした。公営企業の労働組合が董事長への信任投票を実施するのは初めてだ。経済日報電子版が報じた。

/date/2018/12/24/06cpc_2.jpg戴董事長。2年前の就任当時68歳で、公営事業の経営者は最高65歳までとの原則を破った点も、疑惑の目で見られる一因だ(中央社)

 CPC労働組合は、昨年11月に就任した戴董事長は事業に疎く、会議を開いても意思決定がなされず、指揮系統が乱れているとして、信任投票を実施することで従業員の不満を政府に伝えることが狙いとしている。

 戴董事長は「労働組合の決定に干渉する権利はない」と述べた上で、「就任後はCPCのために全力を尽くしており、恥じるところはない」と強調した。

 沈栄津経済部長は、戴董事長と労働組合の間に何らかの誤解があった可能性があるとして、戴董事長は従業員との意思疎通の機会を増やした方が良いと提言した。