ニュース その他製造 作成日:2018年12月24日_記事番号:T00081149
炭素繊維複合材料大手、拓凱実業(トップキー)は、大手自転車ブランド顧客の要請に応じ、ベトナム・ビンズオン省で2万1,000坪の用地に工場建設を予定している。来年第1四半期にも着工し、2020年上半期に生産を開始する見通しだ。23日付経済日報が報じた。
トップキーは、米中貿易戦争を受けて生産拠点を分散させるブランド顧客の計画に応じたものと説明。董事会で1,500万米ドルを投じることを決定しており、第1期は自転車部品および組立工場、第2期はヘルメット、テニスラケットなどを生産する工場の建設を予定している。
トップキーは今年、自転車関連製品の出荷増により1~11月の連結売上高が前年同期比18.9%増の67億9,900万台湾元(約245億円)と過去最高を更新した。
来年について同社は、自転車、ヘルメット、航空・宇宙、医療向け事業で成長が期待できる他、米国のノートパソコンメーカーへの熱可塑性複合材料供給も500万~700万米ドル増加し、全体として10%以上の増収が見込めると予測した。
トップキーは、中国・福建省アモイ市の新工場に6月に着工しており、20年上半期の完工が見込まれる。投資額は1億人民元(約16億円)余り。
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