ニュース 社会 作成日:2018年12月24日_記事番号:T00081162
今年9月に蘇啓誠・台北駐大阪経済文化弁事処長(享年61)が自殺した原因をめぐる論争が続く中、謝長廷駐日代表は24日、国民党の立法委員の主張にフェイスブック(FB)上で反論した。自由時報(電子版)が伝えた。
自殺原因をめぐっては、台風21号(アジア名・チェービー)の接近で、関西国際空港が閉鎖された当時の大阪弁事処の対応をめぐるデマが関連しているとされている。デマは「大阪弁事処の対応が悪く、旅客は中国大使館が手配したバスで空港を脱出するしかなかった」などとする内容で、既に投稿者の大学生が特定されている。
謝代表は蘇氏の自殺について、現時点ではデマに基づく批判を苦にしたという説と上司から処分を示唆されたためとする説がある点に触れた上で、謝代表は「たとえ上司から電話で圧力を受けて自殺したとしても、それは自殺に至る最後のきっかけであって、デマと無関係とは言えない」との認識を示した。
その上で謝代表は、デマのあるじの大学生が国民党の立法委員に保護を求めた結果、当時はデマで大阪弁事処を攻撃していた立法委員が、一方で蘇氏の無念を晴らすなどと言いつつデマのあるじをかばっていると指摘し、「理解できない」と疑念を呈した。
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