ニュース 政治 作成日:2018年12月28日_記事番号:T00081257
統一地方選挙での敗北を受け、引責辞任を表明している頼清徳行政院長は28日の年末記者会見で、「列車に乗る人がいれば降りる人もいる。降りるタイミングは適切な時期に説明する」と述べ、あくまでも辞任する考えに変わりがないことを表明した。聯合報電子版などが伝えた。
頼行政院長。2020年総統選の民進党候補に最もふさわしいとの世論調査が出たことで、辞任判断にさらに確信を深めたとみられる(28日=中央社)
頼行政院長は今月7日、「時が来れば必ず辞任し、政治責任を取る」と述べていたが、経済団体や民進党内部から辞意撤回を求める声が上がり、進退に再び注目が集まっていた。
頼行政院長の後任としては蘇貞昌・民進党前主席の名前が浮上しているが、頼行政院長は「自身は中継ぎ投手であり、次の投手は監督(総統)に決める権限がある」と話した。
頼行政院長は年末記者会見で、来年は▽アフリカ豚コレラの感染防止対策▽経済活性化▽英語の公用語化──が行政院の最重要任務になると説明した。
記者会見に同席した行政院の卓栄泰秘書長は、行政院は今年、▽五つの不足(水、電力、土地、労働力、人材)の解消▽税制改革▽米中貿易戦争への対策としての企業に対するUターン投資支援──などで成果を挙げてきたと強調した。
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