ニュース 電子 作成日:2019年1月3日_記事番号:T00081282
市場観測によると、宏碁(エイサー)はスウェーデンのスターブリーズスタジオとの合弁会社、宏星技術(スターVR)を上半期に解散し、VR(バーチャルリアリティー)市場から撤退するもようだ。解散により5億7,000万台湾元(約20億円)の損失を計上するとみられる。エイサーは2日、ノーコメントとした。3日付経済日報が報じた。
スターVRは2016年に設立され、エイサーが63.25%を出資している。昨年上半期は1億1,800万元の純損失を計上していた。エイサーはスターVRに対し、3カ月以内に黒字化しない場合、解散すると通告したとされる。スターVRを中国や日本の企業の売却するとの観測も浮上している。
スターVRは昨年12月、同年8月半ばに発表したVRヘッドセット新製品「StarVR One」の開発者向けソリューションの提供を延期すると発表していた。この他、スターブリーズが会社更生手続きを申し立てたことから、スターブリーズの転換社債(CB)を保有するエイサーは昨年12月30日、2億3,300万元の未実現損失を計上すると発表していた。
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