保健機能食品メーカー、大江生医（ＴＣＩ）は2018年の業績好調を受け、春節ボーナス（年終奨金）支給月数が５カ月に達する見通しだ。同業の葡萄王生技（グレープキングバイオ）は中間ボーナスと春節ボーナスの合計支給月数が６～８カ月に上るとみられる。８日付工商時報が報じた。
ＴＣＩの18年売上高は80億9,800万台湾元（約286億円）と前年比98.2%増加し、過去最高を更新した。同社は３カ月ごとに最大10%の賃上げを行っており、昨年通年の賃上げ幅は平均約20%に達したもようだ。
葡萄王の18年売上高は92億2,300万元と前年比7.93%増加し、過去最高を更新したが、中国子会社が製品の製造日の表示誤りで当局から課された1,100万人民元（約１億7,500万円）の罰金などの損失を計上したため、中間ボーナスと春節ボーナスの合計支給月数は17年の最高22カ月は下回る見通しだ。
